あの頃の君へ〜eternal love〜

そして約束の日。



待ち合わせ場所の
みなとみらいに着くと



時計の針はピッタリと
午後12時を指していた。



空は雲ひとつない晴天に恵まれ



ジリジリと照りつける
日差しが眩しくて



俺は滅多に被る事のない
キャップを目深に被り



サングラスをかけた。



まだ少ししか歩いていないのに
首や背中は既に汗ばんでいる。



こうも暑いと



今年もまた寝苦しい季節が
やって来たのだと嫌でも自覚させられる。



やっぱりいくつになっても
俺は夏が苦手だ。



けれど、



目の前にいる秀吉カップルは



あの太陽よりもアツアツで
幸せそうに手を繋いで歩いている。