あの頃の君へ〜eternal love〜

きっと、



どんな時でも笑顔を絶やさずに



気配り手配りを欠かさないところが
彼女の最大の魅力だからだろう。



あの笑顔を見ていると



何だか『騙されても良い』と言う
男たちの気持ちもよく分かる。



"恋は盲目"と言う通り



本気で誰かに恋をすれば



どんな欠点だろうと
愛おしく思えるのかしれない。



『鶴見さん!』



『今日も頑張ってるね♪』



『カッコイイよっ!』



団体客を送り出したマコが
背後から俺の背中をポンと叩いた。



上目遣いの大きな目は
宝石のように透き通っていて



吸い込まれそうなほど綺麗だった。



『ありがとうございます。』



俺は軽く会釈をして一言だけ返した。



彼女と会話を交わしたのは
この日が初めてだった。