あの頃の君へ〜eternal love〜

こちらを振り向く事もなく
彼女は向こう側へ歩いて行った。



その後ろ姿を見送ると



俺もまた背を向けて
ゆっくりと逆方向へ脚を向けた。



これはきっと別れなんかじゃない。



俺はまたいつか
彼女に会えると信じてる。



そんな25歳の冬



俺は本当に1人ぼっちになった。



あれから数ヶ月が経ち



俺は今乙黒さんの下で
ボーイとして働いている。



ようやく新しい環境にも慣れ
一通りの仕事も覚えた。



夜の世界は本当に厳しいけれど



頑張れば頑張っただけ
その結果はすぐに表れる。



それが面白くて



せっかく就職した会社も
たった1年で辞めてしまった。