あの頃の君へ〜eternal love〜

"そうだったのか‥"



何も知らなかった自分が惨めで情けなくて…



一人取り残されたようで寂しかった。



いつからだろう?



2人と心の距離が離れてしまったのは‥



昔はあんなに仲が良かったのに
今ではもう何の交流もないなんて。



こんな時改めて実感する。



俺は愛や金だけでなく
友情までも失ってしまったんだって。



その時、



ふと向こう側から視線を感じた。



そこへ目を向けると



カウンター席の端に座るスーツ姿の男性が
俺を見て突然にっこりと笑った。



"なんだろう?"



不思議な目をして首を傾げる俺に
彼がゆっくりと近づいて来た。



年齢は40代後半くらいだろうか。



白髪混じりの紳士的な雰囲気には
手元のバーボンがよくお似合いだ。