あの頃の君へ〜eternal love〜

『マティーニおまたせ!』



『ありがとう。』



少し辛口なそれを口に含んで
俺はしばらく物思いにふけった。



美希は今頃どうしてるだろう。



飛龍さんは?



秀吉と優弥は‥?



頭に浮かぶのはそればかりだ。



もう何もかも忘れたい。



なのに忘れられない。



楽しかった思い出が邪魔をして
俺は今でも前に進めずにいる。



早くこの闇から抜け出したい。



いっその事全てを
洗い流せたらいいのに‥



『蓮‥』



『何があったか
詳しい事は聞かない。』



『ただ‥本当に大変だったな。』



『もう大丈夫なのか?』



『‥ええ。』