あの頃の君へ〜eternal love〜

今では随分と人通りも
寂しくなってしまったこの道。



思い出す開店前の大行列。



何もかもが華やかで



そんな日々がずっとずっと
続いていくと思っていたのに‥



今はまるで別世界のようだ。



大きな看板は消え



もぬけの殻になった箱には



テナント募集と書かれた看板が
立て掛けられていた。



みんな何処へ行ったんだろう。



人も。



あのピアノも。



なぜだろう。



終わったはずなのに
訳もなく涙が溢れるのは‥



ふと夜空を見上げると
大きな満月が顔を出していた。



"恋愛と仕事"



あの時どちらを選べば
正しかったのか。



俺には今でも分からない。



ただ1つ言えるのは
今の自分には何もないという事。



そう。



俺は全てを失ったんだ。