あの頃の君へ〜eternal love〜

『なぁ、蓮‥』



『お前はeternalの
意味を知っているか?』



『この世に"永遠"なんてない。』



『俺はずっとそう思っていた。』



『けど‥』



『どうしても俺は
それを覆したかった。』



『だからこの店に
eternalと名付けたんだ。』



"いつまでも愛される店になるように"



その名前にオーナーの
深い想いが込められていた事を



俺はこの日初めて知った。



『もうこの店は終わりだ。』



『俺にはこれ以上
店を続ける自信がない。』



『蓮‥すまない。』



『本当にすまない。』



俺の両手を握って
オーナーが涙を流した。



その手は氷のように冷たくて
俺には彼が一回り小さく見えた。