あの頃の君へ〜eternal love〜

『蓮‥』



『顔を上げてくれ。』



『謝らなきゃいけないのは
こっちの方なんだ。』



『昨日、飛龍が飛んだ。』



『それもお前の売り上げ
1500万を持ち逃げして‥』



『そんな‥!』



『嘘だっ!!』



『飛龍さんががそんな事‥』



『俺を裏切るわけないじゃないですか!』



その瞬間全身から気力が抜けた。



信じられない。



信じたくない。



飛龍さんが俺を裏切るなんて‥



『そんなの俺は絶対信じない。』



『ねぇ!!』



『嘘だって言って下さいよ!!』



『オーナー!!!』



彼にすがりつくように
声を枯らして叫んだ。



支えきれなくなった膝は
ズルズルと床へ落ちて



気づけば涙が溢れていた。