あの頃の君へ〜eternal love〜

どうして出会ってしまったんだろう。



もしも、こうなる事が分かっていたら
最初から恋なんてしなかったのに。



”ありがとう“すら言えなかった
子供みたいな意地っ張りの自分に



ただただ後悔の念だけが渦巻いていた。



気づけば駅を離れて
繁華街に足を踏み入れていた。



ハッと顔を上げると
そこには異様な光景が広がっていた。



そこは、



どこもかしこもギラギラとした夜の店が
ひしめき合う東北一の眠らない街だった。



『これが、あの国分町か…?』



思わず独り言を溢して
その迫力の凄さに息をのんだ。



暗闇の中には俺と似たような格好をした
沢山の黒服たちで溢れていた。