あの頃の君へ〜eternal love〜

『武瑠‥』



『あのメールは冗談
なんかじゃないよ。』



『私は武瑠がお店に戻った時から
もうついていけないって思ってた。』



『たとえどんな理由があっても
それだけは理解出来なかった。』



『だから自分も仙台へ行くって決めたの。』



『少し前の私なら全てを犠牲にしてでも
武瑠について行きたいって思ってたのに‥』



『自分でも分からないの。』



『でも、愛と夢を天秤に掛けた時
今の私は迷わずこの道を選んだんだ。』



『それが私の本当の答え。』



『お願いします。』



『私とはもう別れて下さい。』



『美希‥』



肌を刺すような冷気が痛いほど
足元から俺の体温を奪っていく。



心まで凍りつくみたいに。



彼女の目は本気だった。



その表情はブレる事なく
まっすぐに前を向いていた。