あの頃の君へ〜eternal love〜

その1つ1つを眺めていると



あの日の出来事でさえ
今では遠い昔のように思えてしまう。



一体どうしてこうなってしまったのか。



なぜ2人の歯車は狂ってしまったのか。



考えても考えても答えは出なかった。



駅に着き新幹線へ乗換えても



俺の頭からは片時も
美希の笑顔が離れなかった。



『まもなく仙台。』



『仙台に到着です。』



どこからか車内アナウンスが流れ
胸の鼓動が一気に



時計の針は23時を指していた。



新幹線を降りて通話ボタンを押しても
彼女の電話は一向に繋がらない。



今日はもう仕事を終えて
帰宅しているのだろうか。



まだ人も多い駅の構内を
右も左も分からずに走り続けた。



それは、神様がまた2人を巡り会わせて
くれるかもしれないと思ったからだ。