あの頃の君へ〜eternal love〜

"このままで良いわけない。"



すぐに通話ボタンを押して
俺は彼女を呼び出した。



電話で話せば誤解も解ける
かもしれないと思った。



しかし、



そんな淡い期待とは裏腹に



向こう側から聞こえてくるのは
ツーツーという無機質な音だけ。



それはいつまでも鳴り止まずに
俺の不安に拍車をかけた。



胸が張り裂けそうなほど痛くて
苦しくてどうしようもない。



足元からも力が抜け



俺は更衣室の壁に手をついたまま
ズルズルとうずくまってしまった。



『ハァ‥ハァ‥』



次第に早くなる心臓の音。



"まだ終わったわけじゃない。"



大地をしっかりと踏みしめて
俺はもう1度這い上がった。



まっすぐに前を向いて。