あの頃の君へ〜eternal love〜

定時で仕事を終え
その足で店へ向かうと



入口の前に立つ
飛龍さんを見つけた。



『おはようございます!』



『おう!おはよう!』



いつものように挨拶をして
いつものように支度を済ませた。



それはなんて事のない
いつも通りの金曜日だった。



相変わらず彼女からの連絡はない。



電話にも無反応だ。



こんな状態がもう
1週間も続いている。



正直俺は気が滅入っていた。



それでも、



仕事に私情を持ち込む
わけにはいかない。



どんなに辛くても
どんなに悲しくても



俺はいつだって"西園寺 蓮"を
演じなければいけないんだ。