あの頃の君へ〜eternal love〜

『あ〜!腹減ったな。』



『もうお昼だもんねっ!』



『なんか食べよっか…?』



『ああ。』



俺たちは再び手を繋いで
ゆっくりと館内を歩き始めた。



『わぁっ…!』



『このお店可愛いっ♪』



しばらく行くと美希の好きそうな
可愛いらしい小さなカフェを見つけた。



『ねぇ、ここ入らない?』



『いいよ。』



俺たちは向かい合わせで席へ座り
2人同時にメニューを開いた。



『美希、何食べたい?』



『…う〜ん。』



『どうしよっかな〜?』



美希がニッコリと笑みを浮かべて
楽しそうにページをめくった。