あの頃の君へ〜eternal love〜

『そうだ!マコちゃん!』



『一緒にキャッチボールしない?』



『えっ?キャッチボール‥?』



『うん!』



『今日グローブとボール
持ってきてるんだ!!』



そう言って、



オレは車のトランクから
2人分の道具を取り出し



それを彼女に手渡した。



久しぶりにはめたグローブは
何だか少し重く感じた。



『よーし!マコちゃーん!』



『いくよーー!』



『オッケー♪』



その合図と同時に
オレは後ろ歩きで距離をあけ



慣れた手つきでボールを握ると
緩やかに腕を振り上げた。



すると、



ボールは弧を描くように空を飛び
彼女の手の中にスッポリと収まった。