あの頃の君へ〜eternal love〜

『私が初めて秀吉くんに会ったのは
今から約3年前の夏の朝だった。』



『その頃の私は連日のアフターで
毎晩のように朝帰りが続いていて‥』



『本当に疲れきってたの。』



『それなのにベッドに入れば
目が冴えて全然眠れなくて‥』



『それで気晴らしに外の景色でも
見てみようと思って窓を開けたら‥』



『上下青のジャージを着た男の人が
颯爽とこの道を走り抜けて行ったんだ。』



『その人は雨の日も風の日も
休む事なく走り続けていた。』



『そして気づいた時には恋をしてたの。』



『私はその一生懸命な姿に
心を奪われたんだ。』



『それが、オレだったんだね‥?』



『そう。嘘ついててごめんね。』



彼女が表情を曇らせながら
そっとうつむいた。