あの頃の君へ〜eternal love〜

『この辺ならオレも多少は知ってるよ。』



『実はオレ、ジョギングが日課で
毎朝この道を走ってるんだ!!』



見慣れた風景を窓から眺めながら
車はゆっくりとそこを抜けていった。



その時、ふと思った。



"世界ってこんなに
明るかったっけ‥?"って。



人も街も何もかもが
眩しいほどに輝いて見える。



何をしていても楽しくて



ただ彼女を想うだけで
心が満たされるのは‥



きっと恋をしてるからだ。



『ジョギングね。知ってるよ。』



『本当はずっと前から
私は秀吉くんを知ってたの。』



『えっ!?どういう事…?』



『それは…』



『毎朝そこを走る姿を
家の窓から見てたから。』



『じゃあ、オレを好きになってくれた
きっかけはお店じゃなかったって事‥?』



『そう。』



『本当はずっと前から好きだったの。』



『秀吉くんの事。』



その話はオレの未熟な心に
大きな衝撃を与えた。