あの頃の君へ〜eternal love〜

静かなVIP席のソファに
2人して肩を並べた。



彼女は相変わらず
俺をからかうのが上手い。



髪色はもちろん彼女の為に変えた。



3つも年下だからこそ
少しでも格好良いと思われたくて。



『ちょっ、マコちゃん‥//』



『そんなに見つめ
られたら照れるって!』



『あははっ!そう?』



彼女はオレをからかうように
クスクスと笑っていた。



その一方で



オレの心臓は酷く波打ち



顔は火を噴きそうなほど
熱く火照っていた。



こんな体験は初めてだ。



でも、



きっとこれが"本気の恋"
ってヤツなんだろう。



だから時々不安になるんだ。



いつか終わりが
来るんじゃないかって‥