あの頃の君へ〜eternal love〜

『秀吉‥』



『俺はただこの店が
好きなだけなんだ。』



『ホストは一生
出来る仕事じゃない。』



『だからこそ‥』



『俺は少しでも長く
ここに居たいと思ってる。』



『オレにとってeternalはやっと
見つけた大切な居場所なんだ。』



『だから何があっても
忘れたくねぇんだよ。』



『ここに来たばかりの頃の自分を‥』



それを聞いて、



オレは自分の言った事を後悔した。



誰よりも店を愛し
仲間を愛している蓮に



どうしてこんな事を
言ってしまったんだろうって‥



『蓮‥なんかごめんね。』



『オレ何にも分かってなかったよ。』



蓮にあってオレにないもの。



それはきっと、



仕事に対するプロ意識と
思いやりの心だ。