あの頃の君へ〜eternal love〜

『…もうっ!!//
ビックリさせないでよー!』



『こんなの誰かが見てたらどうするのっ!?』



『ばーか。』



『さすがに車チューまで
見てるヤツなんかいねぇだろ。』



俺だってたまには
こうして彼女とキスくらいしたい。



今までずっと自分を抑えてきたんだ。



今日1日くらいなら
きっと神様も俺に目をつぶるだろう。



ふと向こう側へ目をやると



水族館への案内看板が
俺の視界に飛び込んだ。



『じゃあ水族館でも行くか?』



『わぁ〜!懐かしい…!』



『久々にいいねっ♪』



『行こ!行こっ!』



美希が嬉しそうに
俺を見て笑った。