あの頃の君へ〜eternal love〜

『あっ!そう言えばさ‥』



『明日の昼間、
式場見学行こうぜ!』



『お前が行きたがってた所
もう予約してあるんだ。』



『えっ!?ホントに!?』



『キャーッ!!』



『すごい嬉しいーっ!!』



美希が喜びのあまり
静かな部屋で声をあげた。



そんな彼女の左手には



今日もあのリングが
キラキラと輝いていた。



大丈夫。



少しくらい会えなくたって



これからの2人に待っているのは
幸せな未来だけなのだから。



『じゃあ、明日も早いし
風呂入って早めに寝ようぜ!』



『うん!でも‥今日は別々?』



『何だよ?一緒入りたいって?』



『また俺の事誘ってんのか?』



『そう‥…だよ?//』



彼女は少しだけ頬を赤らめて
俺の耳元でそう答えた。