あの頃の君へ〜eternal love〜

もともと俺たちは
生活リズムも間逆だった。



それでも何とか、



平日の昼間だけは
ゆっくり会う事が出来た。



でも、



それがもう出来なくなる。



『けどさ‥』



『夜なら少しは時間あるだろ?』



『うん!』



『それなら週末の夜は
家に泊まりに来いよ!』



『そうすれば少しは
一緒にいられるし。』



『まぁ‥結婚したら
嫌でも毎日一緒だけどな。』



『アハハ!そうだね!』



‥あと少し。



あと少しだけ我慢すれば



2人はこれから死ぬまで
一生を共にする事になる。



だから、あと少し‥
あと少しだけ耐えるんだ。



こんなのどうって事ない。



今までのあの長い
道のりを思えば‥



これくらいはお安い御用だ。