あの頃の君へ〜eternal love〜

『でも、だからってこんなに
急に音信不通になっちゃったら…』



『電源だってずっと落としたままなんでしょ?』



『ああ。』



『それを思うと私はすごく心苦しくて…
彼女たちの気持ちは痛いほど分かるから。』



『時々、武瑠を独り占めしてる
自分に酷い罪悪感を感じるの。』



『本当にこの人が私の彼氏なのかな?って…
やっぱり私は夢を見てるんじゃないかって。』



『そう思うんだ。』



美希に言われて初めて分かった。



彼女もまた俺と同じ
気持ちだったという事を…



『鶴見様。』



『大変お待たせ致しました。』



『ではご解約を承りましたので
こちらの欄に確認のサインをお願い致します。』



『はい。』



店員の指差す空欄に
俺は素早くサインを済ませた。



手続きはあっという間に終わり
文字通り俺の携帯は店に引き取られていった。