あの頃の君へ〜eternal love〜

『美希…どこ行きたい?』



『そうだなぁ…』



『じゃあ今日は武瑠が決めて?』



『ああ。』



しばらく車を走らせると
目の前の信号が青から赤へ変わった。



俺はそれを見計らうように



ハンドルから片手を離し
美希の手の甲にそっと触れた。



『武瑠…?』



美希が不思議な目で
俺の横顔を見つめている。



"もう我慢出来ない"



俺は指と指を絡ませながら



人目もはばからずに
美希の唇を強引に奪った。



『んんっ!…///』



『はっ、、はぁっ…!』



『ちょっ!武瑠っ…!!//』



俺の耳元で吐息を漏らし
顔を真っ赤に染める美希。



その姿に、



俺はもう何度欲情させられた事だろう。