あの頃の君へ〜eternal love〜

春の暖かな風に吹かれて
桜の花が舞い散る頃…



俺は期待に胸を膨らませ
新たな道を歩んでいた。



『今日からお世話になる
"鶴見 武瑠"と申します。』



『どうぞよろしくお願いします。』



そう言って深く頭を下げると、



目の前にいる大勢の社員たちが
大きな拍手を送ってくれた。



今俺が居るのは、



広々とした真っ白なオフィスだ。



そこには沢山のパソコンが
ズラリと並べられている。



何もかもが初めてで
見た事もない未知の世界。



そんな中、



不安と緊張を隠しきれない俺は



壇上で1人声を震わせながら
何とか自己紹介を終えた。