あの頃の君へ〜eternal love〜

店を辞めた事に後悔はない。



俺は今までずっと
美希との結婚を夢見ていた。



そのために、



築き上げてきた地位を
手放すのは当然の事であり



自分にケジメをつけるには
今が最良の時期だと思った。



『あっ、あの…』



『タケルっ!//』



『…ん?どした?』



呼び慣れない俺の名前に
夏希は少々戸惑っていた。



『いや、ただ呼んでみただけ。』



『でも、ちょっと
恥ずかしいかも//』



『だって…』



『やっぱり蓮は
"蓮"なんだもん。』



"ホスト蓮"



それは確かに存在した
もう1人の俺だった。



『まぁ、そのうちでいいよ。』



『うん。』



こうして、



2人はたわいもない話をしながら
朝方まで飲み明かした。