あの頃の君へ〜eternal love〜

『へぇ〜〜。』



『だったらその彼氏
マジで大事にしろよな!』



『お前いつフラれるか
分かんねぇんだからさ?』



『わっ、分かってるわよ〜!!』



夏希が口をへの字に曲げて
ペロリと料理を平らげた。



やっぱり俺は
この関係が好きだ。



ふざけ合って笑い合える
1番の女友達。



これからも変わらない
2人だけの時間。



『あのさ…』



『俺の事は武瑠でいいから。』



『えっ…?なんで急にっ!?』



『なんでって…』



『俺はもう蓮じゃないんだし
2度と戻る事もないからさ。』



『そ、そっか…!』



『でもしばらくの間は
蓮って呼んじゃいそう。』