あの頃の君へ〜eternal love〜

"変わらずに…か。"



そんなの今まで
考えた事もなかった。



けど、



俺にもなんとなく



その言葉の意味が
分かったような気がした。



『お前ってホントよく食うよな!』



『うっさいなぁ〜!!
デザートは別腹なのっ!』



『あっそーですか!』



『それよりお前はどうなんだよ?』



『彼氏と上手くいってんのか?』



彼女につられるように
今度は俺から疑問を投げてみた。



『うん!もうバッチリ♪』



『ケンカもしないし
彼ホントに優しいの!』



『まさに運命って感じ!?♡』



それを聞いて、



俺はなぜかほっとした。



やっぱりあれは
気のせいだったんだ。