あの頃の君へ〜eternal love〜

ずっとずっと憧れてた。



俺にはあまりにも眩し過ぎた。



こうする間にも、



彼の指名客たちは



次々に高額なボトル
ばかりを空けていく。



何も出来ない自分に



今日という日の終わりが
刻一刻と迫っていた。



『あなたがそんな事
言うなんて初めてね。』



『締め日だからって焦ってるの?』



『違う!!』



『俺はあの人と生き残りを
賭けた勝負をしてるんだ。』



『だから、、』



『俺に力を貸して下さい。』



『お願いします!!!』



俺は彼女の手を握り
胸の内を全て明かした。



やっぱり、



俺は悪魔にはなれなかった。