あの頃の君へ〜eternal love〜

『蓮…』



『私のあげたスーツ
着てくれてないのね。』



普段通りの俺を見て、



スミレさんが
悲し気にうつむいた。



『ごめん!』



『何だかもったいなくて
なかなか着れなくてさ…//』



俺はただ苦笑いをして
その場をしのぐしかなかった。



本当の事なんて
言えるわけがない。



まさか、



あのスーツが燃やされたなんて…



『何かあったの?』



『蓮のそんな顔
初めて見たから…』



『いや?別に何もないよ。』



『そう。』



『だったらいいんだけど…』



俺の異変に気づいたのか



彼女の態度もまた
どこかぎこちなく感じた。