あの頃の君へ〜eternal love〜

そして3日後。



芽依が日本を旅立った。



『アイツ今頃空の上かな…?』



ふと立ち止まった公園で
俺は夕暮れの空を見上げた。



いろんな物を見せてくれて
いろんな事を教えてくれた



本当に大切な人だった。



こんな俺を好きになって
くれて本当にありがとう。



見送りには行けなかったけれど、



またいつかあの笑顔に
会える事を祈って…



俺はついに決戦の時を迎えた。



『いらっしゃいませーっ!!!』



『お客様ご来店です!!!』



華やかなキャストたちに
迎えられ、



今夜もレオの指名客が
続々と店へやって来た。



この時、



2人の売上げの差は
300万にまで広がっていた。



泣いても笑っても
今日で全てが決まる。



ここに起こる奇跡を信じて
俺は戦場に足を踏み入れた。