あの頃の君へ〜eternal love〜

『蓮…』



『犯人探しをする気か?』



『だったら俺も手伝ってやるよ。』



レオがそう言って、



俺のロッカーから真っ黒な
スーツを引っ張り出した。



『これは酷いな。』



『お前の気持ちもよく分かる。』



『けど、この忙しい月末だ。』



『後の事は警察に任せて
今は仕事に専念した方がいい。』



『それがきっとお前のためだ。』



俺は歯を食いしばり
じっと耐えた。



ドアの向こう側では、



何も知らない女性たちが
楽しそうに笑っている。



偽りの慰めなど
もうウンザリだ。



俺はただ声を大にして
叫びたかった。



本当はお前なんだろう!と。