あの頃の君へ〜eternal love〜

その頃、



人気のない路地裏で



2人のキャストが
顔を合わせていた。



『大哉さん…』



『マジでやるんですか?』



ルイが真剣な目で
大哉に言った。



『当たり前だろ。』



『これはあの人の指示なんだ。』



『今更引き返すわけにはいかない。』



『でもっ…!』



『お前が1番分かってるはずだろ。』



『レオさんに逆らったらどうなるか…』



『…は、はい。』



すると、



ルイが身を震わせて
彼から一歩後ずさりした。



『ここでどうこう
言ってる暇はない。』



『ルイ、急ぐぞ!!』



『あっ、はい…!!』



スーツ姿の男たちは風のように
夜の街を駆け抜けていった。