あの頃の君へ〜eternal love〜

薄暗いホールの中央で
じっと俺を待ち構えていた物。



その正体は、



今までに見た事のない
巨大なグランドピアノだった。



高級感溢れるフォルムに



闇に紛れる事のない
圧倒的な存在感。



そのあまりの迫力に
俺は思わず言葉を失った。



『蓮はピアノが弾けるのか?』



『まぁ、少しだけですけど…』



『そうか。』



『けど…』



『彼女はまた近いうちに
会いに来てくれるだろう。』



『だからその時は思いきり
あの子を楽しませてやるんだ。』



『永遠にお前の傍から
離れられないくらいにな?』



『はい!!!』