あの頃の君へ〜eternal love〜

『お車を拝見したところ…』



『特に目立つ傷等は
ないようですね。』



『しかし、もし万が一
不都合がございましたら…』



『彼に代わってこの僕が
全責任を負いましょう。』



レオが柔らかな口調で
イラつく男を説得した。



『本当にお前が責任
取ってくれるんだな?』



『はい、お約束します。』



『ですから、今日のところは
どうかお許し頂けませんか?』



『お願いします。』



そう言って、



レオは何度も頭を下げた。



どうして俺を助けたんだろう。



俺の心に疑問だけが残った。



『分かったよ。』



『お前がそこまで言うなら
今回は見逃してやる。』



『じゃあな!』



レオの謝罪が功を奏したのか
男はすっかり機嫌を直した。