あの頃の君へ〜eternal love〜

『王子しゃまっ!!』



『大丈夫っ!?』



芽依が心配そうな面持ちで
すぐに俺に駆け寄った。



『ああ。』



『こんなの何ともねぇよ。』



そう答えてはみたものの、



俺はズキズキと痛む
肩を押さえながら



路上にうずくまってしまった。



一体何が起こったのか。



周囲もまた騒然としていた。



すると、



車の窓が大きく開き



黒いサングラスをかけた
大柄の男が運転席から顔を出した。



『おい!コラッ!!』



『何ボサボサしてんだよ!!!』



そして、



男はすぐに車を降りると
俺の頭上で罵声を浴びせた。