あの頃の君へ〜eternal love〜

俺にもやっとツキが
回ってきたんだ。



初めてそう実感した。



しかし、



店のドアへ手を掛けた時



俺の心は一瞬にして
現実の世界に引き戻された。



『蓮さん!』



『東條様がお帰りです。』



『彼女、今日は珍しく
電車で帰るそうですよ?』



『そうですか…』



『分かりました。』



ヒデさんに声を掛けられ
俺は慌てて芽依のもとへ戻った。



『ごめんな?遅くなって…』



『ううん♡平気だよ♪』



待ちくたびれた様子もなく
芽依は優しく俺に微笑んだ。



『もう帰るの?』



『うん…』



『明日ちょっと早いんだ。』



『ごめんね…?』