あの頃の君へ〜eternal love〜

『私には身内がいないの。』



『母は私を産んでからすぐに病死、
父は多額の借金を作って行方不明…』



『だから私は親の愛情を知らない。』



『でも、唯一そんな私を
可愛いがってくれたのは…』



『こっちにいる母方の祖母だった。』



"ねぇ、スミレちゃん。"



"スミレちゃんが
無事に高校を卒業したら…"



"こっちでおばあちゃんと
一緒に暮らさない?"



『私が高校を卒業する間際に
祖母の方から電話をくれたの。』



『そして私は生まれ育った北海道から
すぐに祖母のいる横浜へ向かった。』



『でもこっちへ来てすぐに
父の借金が発覚したの。』



『それは自然と私が
肩代わりする流れになった。』