あの頃の君へ〜eternal love〜

『蓮…?』



『乾杯しましょ?』



『…あっ、ああ。』



この日、



スミレさんが入れてくれたのは



1本20万円もする
カミュ・ブックだった。



もちろん俺は売り上げが欲しい。



けど、



たった2回の来店客が
こんなに高い酒を入れるなんて…



やっぱり心配せずには
いられなかった。



『スミレさん…』



『本当に良かったの?』



『えっ?何が…?』



『俺にカミュ・ブック
なんか入れちゃって…』



『ふふっ、、』



『やっぱり蓮は相変わらずね。』



スミレさんが俺を見て
少しだけ表情を崩した。