あの頃の君へ〜eternal love〜

『でもね…』



『向こうに行ってちゃんと
1人前の大人になれたら…』



『今度は自分から
会いに行きたいの。』



『だって私はやっぱり…』



『友希ちゃんの事が大好きだから!』



そして、



彼女は俺の隣で
眩しい光を放った。



『芽依、頑張れよ。』



『ずっと応援してるからさ。』



『うんっ!♡』



『王子しゃまもねっ…♪』



ずっとずっと…



こんな時間が続くと
思っていたのに。



俺はこれからどうすればいいんだ。



どうすればレオに勝てるんだ。



俺はただただ



自分にそう問いかける
しかなかった。