あの頃の君へ〜eternal love〜

『そうか…』



『そんな事があったんだな。』



こんな俺の話に



マスターは相づちを打ちながら
じっと耳を傾けてくれた。



『さっきからずっと
思っていたんだが…』



『その店の店長さんは相当
兄ちゃんに期待してるんだな!』



『期待…ですか?』



『ああっ!』



『兄ちゃんだって少なからず…』



『その人の期待に応えたいと
思ってるんじゃないのか?』



確かにそうだ。



俺はずっと飛龍さんに
認められたかった。



あの日…



どこにも行く当てのなかった俺を
彼がこの世界へ導いてくれた。



だから、



大切な人を笑顔にしたくて
俺はただただ走ってきたんだ。