あの頃の君へ〜eternal love〜

『じゃあ…』



『お言葉に甘えて。』



__カランカラン♪



ベルのついたドアを開け
一歩足を踏み入れると、



木目調に統一された店内は
温かで優しい雰囲気に包まれていた。



疲れた心を癒すモダンJAZZ。



どこか懐かしいレトロな置物。



そこは、



まだハタチの俺には
早過ぎるような…



大人の空間だった。



そのままカウンター席に
腰を降ろすと、



マスターが向こう側から
俺にメニューを手渡した。



『兄ちゃん、何が飲みたい?』



『じゃあ…』



『マスターのオススメを。』



『はいよっ!』