あの頃の君へ〜eternal love〜

"次は俺の番か…"



鍵穴に鍵が差し込まれ、
小さな音と同時に扉が開いた。



しかしその時、



思いもよらない物が
俺の視界に飛び込んできた。



『あぁ…やっと見つけた。』



『飛龍さん…』



『これが俺の財布です。』



明らかに俺の物ではない
高級な黒革の長財布。



レオはそれを手に取ると
彼を見ながら小さく笑った。



『蓮…どういう事だ?』



『……………。』



今までに見た事のない
飛龍さんの冷ややかな目。



そして、



俺に向けられた
先輩たちの軽蔑の眼差し。



"嘘だろ…"



"どうして…"



突然突きつけられた現実に
俺の身体が凍りついた。