あの頃の君へ〜eternal love〜

『ねぇ、、』



『お金は大丈夫なの…?』



相変わらず、、



客の懐を心配してしまうのは、
なかなか直らない俺の悪い癖だ。



『…うん。平気だよ?』



『お金ならいくらでも…
パパがくれるから。』



この時、俺は彼女の表情が
かすかに曇った瞬間を見逃さなかった。



『そんな事よりっ!!』



『早くピンドン飲みたいよぉ〜♡』



『あっ、ああ…っ!!』



薄暗いVIPルームを照らす
柔らかで優しい照明の光。



ここは今、
2人の笑顔がだけが溢れる
特別な空間だ。



『芽依さんから〜!!
ドンペリ頂きましたーっっ!!!』



粋の良い掛け声と同時に、



大勢のキャストたちが一斉に
2人を取り囲んだ。