あの頃の君へ〜eternal love〜

そんな2人を微笑ましく
見つめながら、、



俺は頭上で手を組むと
ぐっと高く伸びをした。



『おいっ…!』



『お前ノロケてんじゃね〜ぞぉ〜?』



『あ〜あ!!』



『俺もそろそろ女作るかなぁ〜。』



そうつぶやくと、



俺は天に向かって
心にもない言葉を発した。



すると、



凛ちゃんは目を見開いて
不思議そうに首を傾げた。



『…えぇっ!?』



『蓮さんって、、彼女さん
いらっしゃらないんですかっ…?』



『、、俺っ…!?』



『彼女なんていないよ…?』



それはよくある、



業界では"当然"の
典型的な会話だった。