あの頃の君へ〜eternal love〜

『俺は、あなたに憧れて
この世界に入ったんだ。』



『この街であなたを越えられる者は
もうどこにもいないだろう。』



真夜中の空を眺めながら、
悠星は咥えたタバコに火をつけた。



『もちろん、、』



『あなたが一流ホストを育てあげる
プロである事も俺はよく知ってる。』



『そんなあなたが…』



『なぜ、こんなド素人のガキに
そこまで入れ込むのか……。』



『俺には理解出来ません。』



悠星は、タバコを地面に投げ捨てると
ツバを吐き、何処かへ消えた。



俺はこの時、初めて知った。



飛龍さんは、この街で誰もが恐れた
"伝説のホスト"だったという事を…。