『…そうよ。』



『蓮にいつキスされても
いいようにって、、』



『今日は薄い色を選んだの。』



『へぇ…』



『隣にいるだけで
ゾクゾクするよ。』



俺は彼女の首スジに
フッと熱い息を吹きかけた。



『、、んっっ…!もうっ!!//』



『ちょっと会わないうちに…』



『また口がお上手に
なったみたいね、、?』



そう苦笑いする彼女は、



長い髪を揺らしながら
俺の耳元で吐息を漏らした。



『それは成美(なるみ)さんが
俺を誘惑するからだろ…?』



『なによ…』



『可愛い事言っちゃって。』



『でも…そんな所も大好きよ?』



『……俺も。』



そして、



俺は幾度となく
甘い言葉を囁き続けた。