あの頃の君へ〜eternal love〜

『…やっと見れた。』



そう言うと、彼女がようやく
こちらを向いてくれた。



その姿に、俺の表情からも
自然と笑みがこぼれていった。



『………何よ!?』



俺がにこやかに笑ってみせると、
彼女はぶっきらぼうに口を開いた。



『アンタ…どこ見てんの?』



彼女は、相変わらず…
そっけなく無表情だ。



『あっ!ごめん!』



『その髪が、あまりにも綺麗だから
今ちょっと見とれてた。』



『…はぁ!?何言って…!!』



『ホントだよ。髪が綺麗だと
顔も見てみたくなるだろ?』



『だから、やっとこっちを
向いてくれて…』



『俺、今すごく嬉しいんだ。』