あの頃の君へ〜eternal love〜

『何だよ？やってみりゃいいのに！』



『お前顔良いんだからさ！』



説得しているのかしていないのか。



仲村がタバコに火をつけて
ニコニコしながら俺の話に耳を傾けた。



興味深く頷いて



もっと話を聞かせてくれとでも
言わんばかりに。



『顔なんて良くねぇよ。』



＂ホストなんて…＂



男として最低の仕事なんだ。



『今の会社給料良いのか？』



『ああ…』



『まぁ、そこそこ。』



『…って言いたいところ
なんだけどさ、、』



『実は…』



突然突きつけられた
ショックな現実が



俺の脳裏をスッとよぎった。



『やっぱり…』



『なんかあったんだな？』



『ああ。』



そして俺は正直に本当の事を話した。