あの頃の君へ〜eternal love〜

『やっぱそうだよな…。』



俺はそう言うと
残りのビールを全て飲み干し



空になったジョッキを
テーブルの上へ置いた。



『何っ!?お前ホストやんの?』



仲村が興味津々な様子で
俺の顔を覗き込んできた。



そんなわけない。



俺にあんな仕事出来るわけがない。



『まさか!』



『やるわけねぇだろ。ホストなんて…』



『ただ、さっき妙に
真剣にスカウトされてさ。』



『何となく言ってみただけだよ。』



そうキッパリと否定すると
彼の口から意外な言葉が返ってきた。